マイアミと聞いて何を思い浮かべますか? アール・デコ調の邸宅、ヤシの木、手つかずのビーチ、キューバン・コーヒー、といったところでしょうか? そこに今、もうひとつ思い浮かぶものが登場しました。それが、私です! 「なぜ」と思うかもしれませんね。それは、人によっては「マジックシティ」と親しみを込めて呼ぶこのマイアミが、私の公式発表の場となったからです。私は「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41 “Mercedes-AMG PETRONAS Formula One™ Team”」(Ref. IW388108)。初めてF1がマイアミで開催されることになったマイアミGPほど、私の発表にふさわしい場は考えられなかったんです。

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チームのためのウォッチ
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パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41 “MERCEDES-AMG PETRONAS FORMULA ONE™ TEAM” (REF. IW388108)
IWCシャフハウゼン、メルセデスAMGペトロナス フォーミュラ・ワン™チーム初のオフィシャルウォッチを発表。詳細は、「IWCウォッチの自己紹介」の最新エピソードをお読みください。
初のオフィシャルチームウォッチ
オンライン限定の取り扱いとなっている私は、2013年にメルセデスAMGペトロナス・フォーミュラワン™・チームの公式エンジニアリング・パートナーとなって以来IWCが初めて開発したオフィシャルチームウォッチです。では、「初のオフィシャルチームウォッチ」とは、いったいどういう意味なのでしょうか。これは、私が、IWCシャフハウゼンとメルセデスAMGペトロナス・フォーミュラワン™のデザインおよびエンジニアリングのエキスパートたちで構成される共同チームによって開発されこと、そしてそれだけでなく、さらにはマイアミのサーキットで、ストラテジスト、エアロダイナミシスト、メカニック、レースエンジニアなどを初めとするレースチームのメンバーによっても着用されていたことを意味しています。私は彼らとともに、レース中のすべての感動と手に汗握るハラハラドキドキの瞬間を経験しました。この経験を私は生涯忘れることはないでしょう。
— こんにちは。私は、「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41 “Mercedes-AMG PETRONAS Formula One™ Team”」です。
— IWC自社製キャリバー69385を搭載した、初のチームウォッチです。
チームのシグネチャーカラー、ペトロナスグリーン
私のルックスですが、非常に人目を引くことは隠せません。チームのシグネチャーカラーであるペトロナスグリーンは、まさに私が自慢に思う個性のひとつです。私の夜光塗料を塗布したグリーンの針とインデックスを見逃すことは不可能で、ジェットブラックの文字盤上にひときわ美しく映えています。私をひっくり返していただくと、サファイアガラスのケースバックに、ペトロナスグリーンで私の名前がプリントされています。また、特に注目していただきたいのが、私には2種類のストラップが付属している点。1本は、ペトロナスグリーンのステッチが入ったブラックのカーフスキン・エンボス・ストラップ、もう1本は、ラバーのみで作られたグリーンのストラップです。内蔵されたEasX-CHANGE® システムにより、その日の気分や、どうしても目立ちたいという想いに合わせてストラップを簡単に付け替えられます。
軽くて、頑強で、ストレスに強い
最後に、私の41mmケースの素材にご注目ください。グレード5チタンは、軽量で硬く、肌にやさしく、頑強。その上、金属の中で最も高い強度密度比を有し、強度は純チタンを上回ります。航空機の部品やエンジンバルブなど、最も負荷のかかる自動車部品の製造などを初めとして、航空・自動車産業で広く使用されているのもそのためです。これが私のIWC自社製キャリバー69385を保護する素材であることを知れば、きっとあなたも安心できるのではないでしょうか?
— メルセデスAMGペトロナス・フォーミュラワン™チームの手首に
“良いもの”と“優れたもの”の違い
言うまでもなく、2014年から2021年シーズンまでの間に8回のチャンピオンシップ制覇を果たし、現在チーム最多連続タイトル記録を保持しているメルセデスAMGペトロナス・フォーミュラワン™チームという素晴らしい人たちを代表することができることを、私はとてつもなく誇らしく思っています。その驚くべき戦績は、111勝、232回の表彰台、118回のポールポジションなど、数々の成功を収めてきました。しかし、このパートナーシップを唯一無二にしているのは、その精度とクラフトマンシップだけではありません。私の上司であるクリストフ・グランジェ・ヘアはこう言っています。「良いものをさらに優れたものへと押し上げるのは、情熱、愛情、献身的な姿勢という人間的な要素にほかならない」と。