クロノグラフはスタイリッシュかつスポーティな複雑機構であり、日々の生活の中でさまざまな用途に役立ちます。IWCは伝統的に、堅牢性と精度の点で傑出した、計器の役割を果たすタイムピースを製造してきました。クロノグラフに関しIWCが有する包括的な専門性は、その遺産に深く根差しています。IWCは、性能、機能性、品質に対する妥協のないアプローチで、クロノグラフウォッチの基準を打ち立ててきました。
特集:IWCクロノグラフ
すべてのコレクションを代表するIWCクロノグラフ
すべてのコレクションを代表するIWCクロノグラフ
IWCシャフハウゼンが初めての自社製クロノグラフを製造したのは、40年以上前の事。現在、機械式ストップウォッチは主なコレクションを支える柱のひとつとなり、様々なケースサイズや文字盤のカラーが揃っています。また、ストラップやブレスレットのチョイスも豊富で、汎用性をさらに広げています。自分自身を表現しライフスタイルを反映する、ひとりひとりに最適なIWCクロノグラフを、こうした幅広い種類の中から見つけていただけます。IWCのクロノグラフのセレクションのすべてがもつ重要なポイント。それは、シャフハウゼンにあるIWCのマヌファクトゥールツェントルムで注ぎ込まれた素晴らしいテクノロジーです。すべてのモデルはIWC自社製キャリバー69000シリーズを搭載し、究極の性能、精度、持続性を備えます。

クラシックなエレガンスを体現するクロノグラフ
クラシックなエレガンスを体現するクロノグラフ
「ポートフィノ・クロノグラフ 39」は、クラシックなエレガンスを好まれる方に最適なタイムピースです。スポーティ且つ洗練されたこのモデルは、「ポートフィノ」のデザインとクロノグラフ機能を兼ね備えています 39mmというやや小さめのケース径が、優れた装着性を実現し、ロジウムメッキの針とアップライト・インデックスがシルバーメッキの文字盤と美しく調和しています。サファイアガラス製の裏蓋からは、ステンレススティール製ウォッチの内部で動くIWC自社製のキャリバー69355ムーブメントを鑑賞できます。
ステンレススティール製ブレスレットが叶える汎用性
ステンレススティール製ブレスレットが叶える汎用性
段差を付けたふたつの積算計、そして1/4秒単位の高精度スケールを備えたクリーンでオープンな文字盤。こうした力強いデザインから、「ポルトギーゼ・クロノグラフ」はIWCでも最も人気のあるモデルのひとつとなっています。シルバーメッキのなめらかなクロノグラフの文字盤には、ステンレススティール製ブレスレットを合わせたものも揃い、さらなる汎用性を叶えます。ブレスレットはサテン仕上げおよび表面にポリッシュ仕上げが施されており、バタフライ・フォールディング・クラスプが快適な着用感を提供します。最大限の精度を保証するIWC自社製キャリバー69355を搭載。サファイアガラスの裏蓋から見ることができます。

クロノグラフウォッチの基準を確立したIWC
クロノグラフウォッチの基準を確立したIWC
IWCの伝統は、堅牢で優れた精度を持つプロ仕様のタイムピースに深く根差しています。40年以上におよぶこうした伝統に支えられ、IWCは業界最高水準のクロノグラフを開発してきました。性能、機能性、品質に対する妥協のないアプローチが、IWCを他とは一線を画する存在にしているのです。
妥協のない性能:IWC自社製ムーブメントには、機械式ストップウォッチの開発におけるIWCの専門性の高さを示す3つの独自のキャリバーがあります。中でも最も新しいものが、IWC自社製キャリバー69000。堅牢性、信頼性、耐久性に焦点を絞って開発されたシリーズです。
妥協のない機能性:IWCでは、常に機能性が最優先されます。この妥協のない機能性重視のデザインアプローチから、垂直にサブカウンターを配した特徴的な文字盤レイアウトが生まれました。このレイアウトは視認性を大幅に向上させるとともに、IWCのクロノグラフを際立たせるデザイン要素となっています。
妥協のない品質:可能な限り高い品質と技術水準を持つクロノグラフを製造するために、IWCは常に新しい素材や、業界をリードする製造プロセス、テスト基準、品質管理を追求しています。

複雑なメカニズムを持つクロノグラフ
複雑なメカニズムを持つクロノグラフ
機械式クロノグラフは、多数のゼンマイ、ホイール、レバーで構成される複雑なメカニズムを持っています。その設計と製造は、専門的な技巧を極めたごく限られた時計技師だけが成し得る、技術的な偉業です。クロノグラフのオーナーの中には、ストップウォッチ機能をたまにしか使わない方もいれば、1日に何十回もの時間計測を行う方もいます。クロノグラフという複雑機構は基本ムーブメントのエネルギーを比較的多く消費し、使用中には部品に大きな負荷がかかります。さまざまなユーザーの要求に対応し、長年にわたって正確に作動するメカニズムの設計は、重要な課題となっています。
最高の性能を目指して
最高の性能を目指して
シャフハウゼンの最新技術によって開発されたIWC自社製キャリバー69000は、堅牢性、信頼性、耐久性に焦点を当てて設計されたムーブメントです。コラムホイール式のクロノグラフには、表示切り替えの各工程が確実に行われるよう制御する仕組みが採用されており、ボタンを押すとしっかりとした手ごたえが感じられます。基本ムーブメントをシームレスに統合し、すべてのコンポーネントを綿密に調整したことにより、クロノグラフが連続で使用された場合でも、正確な歩度の維持が可能になっています。


機能的な縦型配置の文字盤デザイン
機能的な縦型配置の文字盤デザイン
IWCでは、常に機能性が最優先されます。この妥協のない機能性重視のデザインアプローチから、垂直にサブカウンターを配した特徴的な文字盤レイアウトが生まれました。このレイアウトは視認性を大幅に向上させるとともに、IWCのクロノグラフを際立たせるデザイン要素となっています。
組み立てラインと品質管理
組み立てラインと品質管理
シャフハウゼンにあるIWCの製造センターでは、自社製クロノグラフ・ムーブメントの品質と精度をできるだけ高く保つため、最先端のプロセスが採用されています。例えば、IWC自社製キャリバー69000の組み立てには専用のラインで編成され、いくつかの小さな工程に分けられています。こうしたアプローチにより、工程のあらゆる段階で、最高の品質を実現することが出来るのです。この組み立てプロセスには、品質管理のためのコンセプトも組み込まれています。各工程の最後に行われる品質管理に加え、IWCが開発したFIM(Final Inspection Movement / ムーブメントの最終点検)セルで、関連するすべてのムーブメント機能が12日間にわたって自動的にテストされます。

3つのユニークなIWC製クロノグラフ・ムーブメント
3つのユニークなIWC製クロノグラフ・ムーブメント
IWCの3つの自社製クロノグラフ・ムーブメントは、機械式ストップウォッチの開発に関するIWCの包括的な専門技術を明確に示すものです。
IWC自社製キャリバー89000:このキャリバーシリーズのムーブメントは、12時位置で同軸上に組み合わされたアワー・カウンターとミニッツ・カウンターで計測時間を表示します。これによって計測時間が非常に読み取りやすくなるうえ、文字盤上に別の表示を配置するスペースが確保されます。その為、このキャリバーシリーズのムーブメントは、クロノグラフ機能と永久カレンダーのような他の複雑機構を組み合わせるのに理想的です。
IWC自社製キャリバー59360:従来のクロノグラフでは、2時位置と4時位置の2つのプッシュボタンでストップウォッチ機能を制御していました。これに対して、IWCの手巻き式の自社製キャリバー59360では、リューズに組み込まれた1つのプッシュボタンでクロノグラフのスタート、ストップ、リセットを行います。「モノプッシャー」クロノグラフとして知られるこの構造には極めて高度な技術が使用されており、より控えめで、落ち着いた印象のクロノグラフのデザインを可能にします。
IWC自社製キャリバー69000:IWCは、堅牢性、信頼性、耐久性に焦点を絞り、妥協を許さずにこのキャリバーを開発しました。コラムホイールが表示切り替えの各工程が確実に行われるよう制御する仕組みが採用されています。基本ムーブメントをシームレスに統合し、すべてのコンポーネントを綿密に調整したことにより、クロノグラフが連続的に使用された場合でも、正確な歩度の維持が可能になっています。